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1年で上場なんてできる?

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キャッシュフロー認定講師の渡辺です。

 

先日、IPO(新規上場)を支援しているコンサルタントの方のお話をお伺いする機会がありました。

皆さんもご存じのとおり、東京証券取引所の4つの市場区分が2022年4月に《プライム市場》《スタンダード市場》《グロース市場》と3つの区分に変更になりました。

今回お話をお伺いしたコンサルタントの方は、この3つの市場ではなく、同じ東京証券取引所の《東京プロマーケット》という市場に琉球アスティーダスポーツクラブのCFOとして上場された実績をお持ちでした。

グロース市場の条件が厳しくなったことを受けて、現在注目度が高まっている《東京プロマーケット》について今回はご紹介いたします。

東京プロマーケット

東京プロマーケットの目的

・日本やアジアにおける成長力のある企業に新たな資金調達の場と他市場にはないメリットを提供すること。

・国内外のプロ投資家(前年の収入や保有資産によって基準がある)に新たな投資機会を提供すること。

・日本の金融市場の活性化ならびに国際化を図ること。

これらを目的として2012年7月から東京証券取引所が市場運営を行っています。

沖縄県という地域性もあったとは仰っていましたが、上場企業になる一般的メリット、知名度、人材確保、ガバナンスなどを享受することができたとのことです。

また試合興行の集客にもつながっており、業績も上場以降右肩上がりになっているということでした。

上場前の監査期間は1年と短く、内部統制報告書や四半期報告書も任意となっているため、最短1年での上場も可能ということもあり上場時のコストも抑えることができます。

上場は敷居が高いと思っていましたが、東京プロマーケットでの上場を次のステップへの足掛かりとされる企業も今後増えてくるかもしれませんね。

上場した感想として、資金調達はもちろん会社の信用力が上がりステークホルダーから共感をいただける企業に成長していることが良かった、と仰っていました。

上場を目指すかどうかはさておき、しっかりとした財務体制、ガバナンスを構築していくこと、共感をしてもらえる企業の在り方を整えることは企業の成長に共通して必要なことであると強く感じました。

 

 

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