皆様こんにちは。
キャッシュフロー経営推進全国会認定講師の渡辺です。
さて、前回のメルマガでは『経常利益を増大させるために 着手する手順とは?』と題してお送りいたしました。
どこから手を付けるべきなのか?
一見、経費を抑えることから着手しがちですが“売上を上げること”からしなければならない、ということをお伝えさせていただきました。
なぜなら売上を上げるには時間が掛かるからです。
コロナウイルス感染症の拡大で、今や時代もニーズも大きく変化をしています。
また、第5波の感染はこれまでと異なり、いまだピークが見えてきません。
今後さらに新たな変異株の出現があった場合、ワクチンでどこまで抑えることができるのか、まだまだ出口が見えない状況が続いていくこととなりそうです。
そんな中、新たな売上を上げるためとは言え、投資を積極的にし手元資金を減らすことは経営者にとっては難しい経営判断です。
そこで是非活用していただきたいのが【事業再構築補助金】です。
事業再構築補助金とは
事業再構築補助金は、ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するために中小企業等の事業再構築を支援することで、日本経済の構造転換を促すことを目的として、
新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換、又は事業再編という思い切った挑戦を支援する制度となっています。
第3回公募の公募期間は7月30日18:00から9月21日18:00までとなっており、弊社への申請代行は8月23日で締切となりましたが、第3回公募締切後もさらに2回程度の公募を予定していると言われています。
今回間に合わなかった企業も、投資した一部が補助金として戻ってくるのであれば、積極的な戦略を検討できるのではないでしょうか。
事業再構築補助金の申請には、事業計画書の作成が必須となりますが新たな戦略を検討し計画書に落とし込むということが、今後のために非常に意義のあることかもしれません。
今回の補助金は、補助額の上限が大きくなり、補助率も高くなっています。
第1回の公募から事業再構築補助金を活用して、V字回復している企業の事例も紹介されていますので、是非こちらも参考にしてみてください。
事業再構築補助金採択事例紹介
https://jigyou-saikouchiku.go.jp/cases.php
事業再構築補助金申請支援
弊社でも申請の支援に関わるご相談を受け付けております。
こちらを是非ご覧ください。
新規事業以外にも、売上を伸ばすための店舗増設、改装などの費用やWEB集客、ECサイト構築など、今ある商材やサービスを新たなマーケットに提供することで売上を伸ばすための費用など、幅広く活用することができます。
申請を迷っている方、是非お問い合わせください。
※今後制度改正等により、需給要件等に変更がある可能性があります。
記事の内容は本日8/27現在の情報であることをご了承ください。