オンラインセミナー、最近ではウェビナーという造語(ウェブ+セミナー)もあちこちで聞かれるようになってきましたね。言葉の通り、Web上で行う動画セミナーのことです。
キャッシュフロー経営推進全国会でも、これまでセミナー会場で開催してきたキャッシュフロー経営講座を、新型コロナウイルス感染症の影響を鑑みてオンラインでの開催へと移行しました。
そこで今回は、オンラインセミナーを導入する開催者側、そして、受講者側の5つのメリットについてご紹介させていただきます。
オンラインセミナー導入、あるいは受講を検討されている方、必見です!
メリット1 どこにいても受講できる
オンラインセミナーはインターネット上で開催されるため、場所を選びません。
また、受講者側も接続環境さえ整っていれば、どこででも受講が可能です。
キャッシュフロー経営講座の場合をご紹介します。
一日目→損益計算書を活用した利益の仕組みについて
二日目→貸借対照表を活用した資金繰りの仕組みについて
三日目→キャッシュフロー計算書を活用した健全な資金繰りについて
上記の内容を一日四時間ずつ受講いただくことで、財務諸表の繋がりを理解できるように組み立てられています。
そのため、移動時間がないことは受講者の方々にとって大きなメリットとなります。
メリット2 全国各地に同時配信できる
オンラインセミナーを使うことで、全国各地・世界各地へ同時にレクチャーを配信することができます。
開催会場へは遠くて行けない、でも興味はあるのに、とお悩みだった方もオンラインならご心配いりません。
実際、4月5月に開催した講座(配信場所:立川市)には、大阪府・千葉県・熊本県など、各地からご参加をいただきました。
開催者側にとっても、エリアに縛られることなくお客様に講座をアピールできるメリットもあります。
メリット3 コストが削減できる
実際に会場を借りて開催する、対面型のセミナーとは異なり、オンラインセミナーなら(自社発信が可能な場合)会場を借りるための費用をはじめ、セミナー当日に手配する運営スタッフの費用などを削減することが可能です。
開催者側ももちろんですが、受講者にとっても会場までの交通費や、あるいは宿泊費などの負担がなくなるというメリットがあります。
さらに、セミナーを録画して、その映像を再利用して録画配信タイプのコンテンツとすることも可能となってきます。
メリット4 複雑な情報でもわかりやすく伝えることができる
大勢の受講者がいる中で、講義中に講師に質問する、かなり勇気のいることですよね。質疑応答の時間があっても、タイミングが合わずに聞けずじまい、というご経験もあるかと思います。
オンラインセミナーのメリットとして、チャット機能を活用することで、随時疑問点を投げかけることも可能です。開催者側は随時入ってくるチャットに応じるために、休憩時間を使ってのチェックや、講座終了までに回答することも可能です。
また、画面共有機能もあるため、手元にある資料以外でも資料を画面で見ることも可能です。
対面型セミナーで使用するホワイトボードやスライドの感覚ですね。
文字の大きさが気になっても、スマホでもPCでも拡大することでしっかりご覧いただけます。
オンラインならではの機能を使うことで、どんなに複雑な情報であっても理解度を深めることができます。
メリット5 ユーザーとの間に信頼関係を築ける
オンラインなのに信頼関係が?と意外に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
従来のウェブマーケティングでは、ユーザーは常に
「この企業(人)は信頼できるのか?」という疑問を持っています。
そのため、ユーザーの信頼を獲得するまでにはかなり時間がかかります。
しかし、オンラインセミナーであれば、講師を介して商品やサービス、あるいは企業(人)の情報を配信していくので、ユーザーとの信頼関係も築きやすくなるのです。
また、グループにわかれてのセッションも可能なので、キャッシュフロー経営講座ではその機能を毎回使用し、参加者同士の交流も深めております。
対面型と比較したらオンラインでは無理なのでは?と思っている方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
まとめ
周りでよく飛び交うようになっている【オンラインセミナー】。
まだまだ開催や参加に踏み切れていない方も多いかと思います。
オンラインならではの良さもたくさんあるので、是非、始めの一歩を踏み出してみませんか?
文:キャッシュフロー経営講座 認定講師 渡辺 幸信