私も失敗しました・・・数字から逃げる社長たちは命知らずか?

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「数字のことはよくわからない」   「経理に報告は受けている」

「だいたい把握しているつもり」・・・・・・

最も多い社長のうんざりする返答は、

「税理士に任せているから大丈夫!」

この言葉を聞くと個人的には「は~~~っ???この社長大丈夫~??」と思ってしまいます。

なぜこう思うのか

もちろん、税理士先生との信頼関係は大事ですし、頼らざるを得ないことはあります。

中には、財務以外のこと(労務や保険のことなど・・・)も全て税理士の先生に任せている経営者の方もおり、本当にびっくりしてしまいます!

月3万円の顧問料でそこまで責任を負わなきゃいけない税理士先生も気の毒だなと思ったりもしますが・・・

毎月翌月にきちんと月次の試算表を作成していただき、その詳細について社長に説明、共有し、さらに社長がその話をもとに会社の舵取りをしていける状況が出来ているのであれば80%は問題ないと思います。

税理士の先生は数字や税務のプロではありますが、経営のプロではありません

ましてや、その会社の事細かな状況までを把握することは、社長がきちんと伝えていない限り分かりません。

例えば、分かりやすいケースとしてよくあるのは、仕入原価が販管費に入っていて、会社が自由に充てるお金である売上総利益率(=粗利率)が把握できないということがあります。

粗利率を把握するということは、経営の舵取りにはとても重要なことです。

サービス内容や質を落とさずに粗利率を高める努力は、経営戦略上、常に考える事が重要なわけですが、このような事実と違う試算表を基にいくら戦略を練っても無意味どころか間違った経営判断を下してしまうことになりかねません。

では、仕入原価に入れなかった税理士先生が悪いのか?

というと、そうとも言えないのです。

経営者がきちんとそのことを把握し、税理士先生にお伝えしていれば問題ないはずです。

毎月の試算表を確認し、ちょっと仕入原価の金額がおかしいと社長が気づけば経理や税理士に調べてもらい修正ができますし、正確な粗利率を把握し戦略を練ることもできるのです。

我々はこのことを【計数管理能力】と言ったりしますが、ある程度リアルタイムに数字を見て読み解く力を備えていれば、逆に「税理士に全て任せている」とは恐ろしくて口にも出せないはずです。

と偉そうなことを書いていますが・・・私の十数年前の姿こそがそうだったのです。。。

いや、もっと酷かったかもしれません。

失敗、そしてそこから学んだこと

数字に向き合うことをしなかった私ですが、実は15年ほど前に株式公開してしまいました。

当時の数百名の株主には申し訳ないことですが、当時の私は会社の数字ときちんと向き合わず、勢いだけで経営をしていました(今考えると、経営とは言い難いですが・・・)。

四半期ごとのIRも四苦八苦、監査法人や主幹事証券会社の質問にもしどろもどろ、お金だけ得て気持ちだけが大きくなり、支店は増やす、従業員もどんどん増えていく・・・となり、経営状況はめちゃくちゃに。

そして、膨大な赤字を数年にわたって出してしまい、ステークホルダーには多大なる迷惑をかけてしまったのです。

その経験から私は数字の重要性に気づき、一から財務を真剣に学び数字と向き合い、経営のスタイルを180度変え、10年前からは一度も赤字はありませんし、従業員の離職率も減って粗利率も毎年増加しています。

今現在、赤字や低収益、または借入依存で思うように経営ができていない社長に強く申し上げたいのは、今すぐ数字と向き合いなさい!ということです。

赤字の暗闇でさまよっていたころ、ある上場企業の社長に「数字もわからず経営したがる命知らずのバカ」と罵られ、私は目が覚めました。

皆さん、世の中のため家族のため、もちろん自分自身の幸せのために事業を始められたと思います。

だからこそ、自分が社長であれば、面白いアイディアやプロジェクトに心血を注ぐのと同じように「数字」にも情熱を持って向き合わなければならないと思います。

売上や契約件数しか分からない自前のExcel表を見て一喜一憂していては、もはや会社の命運は目に見えているのです。

数字の重要性

経営と数字、そして数字を読み解く力と業績は密接に関係していて、私の知る限り業績好調な会社の社長ほど数字を上手に活用しています。

もちろん、数字一辺倒の会社経営は危険ですが、会社の舵取り、つまり決断の精度を高めるためには数字の要素が不可欠です。

それでも、数字が苦手で嫌だというのであれば、信頼できる数字に強い参謀をつけることも方法のひとつかもしれませんが・・・。

とにかく、経営戦略において「数字」は命といっても間違いありません。

だからこそ「数字を読み解ける経営者」になり、計数管理能力を身につけましょう!

一方で、数字には出てこない、人の問題やマーケティング、法律や許認可など数字以外の能力も経営者には求められてきますが、やはり数字を知らないままでいると「数字以外のことで判断する」「自分自身における確固たる判断ができない」という最悪のダッチロールを招かざるを得ない可能性が高まります。

数字という羅針盤なくして、あなたが目指す「目的地」へとたどり着くことは決してできないのです。

そんな数字に弱いと思われている経営者でも、下記の3日間の講座を受講すれば、間違いなく自社の決算書が分析できるようになります。

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