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キャッシュフロー認定講師の渡辺です。
間接金融と直接金融
皆さんは事業で設備投資の必要があるときや、
事業を拡大する成長期に資金需要があった場合に
どんな方法を考えますか?
恐らく多くの方が、金融機関からの融資による
資金調達を検討するのではないでしょうか。
この金融機関からの融資を『間接金融』といいます。
一方『直接金融』とは、企業が債権や株式を発行して
投資家から直接資金を調達することをいいます。
もちろん企業が直接取引をすることはできませんので
証券会社が仲介をするわけです。
それって小規模事業者には関係のない話でしょ?!
と思われた方!!
この先をお読みください!
株クラファン
先日、株式投資型クラウドファンディングを運営している会社の
経営者の方からお話を聞く機会がありました。
“株クラファン”と略して呼ばれることもありますが、
これは、企業がインターネットを通じて多くの人から
少額ずつの資金を集めるという仕組みになっています。
現在、日本証券業協会から許可を得て業務を行っている業者は
国内に5社ありますが、その内の2社は実質休業状態とのこと、
今回はそんな数少ない株クラファン業務を営む経営者から話を聞く貴重な機会でもありました。
なぜ“株クラファン”なのかという理由についてお話しいただきました。
皆様もご存知のお話かもしれませんが共有いたします。
1989年に世界時価総額トップ50に32社も日本企業がランクインしていましたが、
実は2022年にはトヨタ自動車ただ1社だけとなっています。
参照:www.forstartups.com/news/sekaizikasougakurankingu2022 スタートアップDBより
そして、ユニコーン企業と呼ばれる年商10億ドル(約1,300億円)を超える
未上場企業の数はアメリカが539社あるのに対し、日本は10社のみであり(2022年3月現在)
今では平均年収は韓国よりも下回っています。
まさに失った30年間という現実があるのです。
この現実を変えなければ、自分の子供が生きる日本に未来がないと感じたそうです。
そして、その要因の根幹にあるのが資金供給だという想いから
日本に新たな資金調達の仕組みを広める活動を始められたとのことでした。
株式投資型クラウドファンディングで資金調達をすることは
もちろん簡単ではありません。
投資家に会社の財務状況や今後のビジョン、資金繰り対策、将来の事業計画などを
明確に提示して、会社の成長性や安全性、収益性まで
しっかり理解してもらう必要があります。
またこのことは、間接金融でもある金融機関からの資金調達にも
共通して必要となってきます。
どんなステップで投資家や金融機関から資金調達をするのか。
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今後資金調達を考えるときに知っておくと有利になる、お得な情報を凝縮してお伝えしていますので
是非ご受講ください。お待ちしております!