損益計算書について まだまだ続きます!

この記事を読むのに必要な時間は約 1 分0秒です。

「資金繰り、自信ありますか?」から始まり、前回の「損益計算書とは何か 続き」まで断続的に続けてきたお話ですが、ここまでお読みいただいていかがでしょうか?

損益計算書について、ご理解が深まってきたころかと推察いたします。

今回は2週続けて損益計算書についてのお話です!

損益計算書とは何か 続き

経常利益

前回は、損益計算書で表す利益のうち、本業でお金を残すことが出来ているのかを判断する指標『営業利益』であるというお話でしたね。

損益計算書の利益を表す指標は、これだけではありません。

例えば。

✓銀行から借入をして利息を払っている。

✓事務所の前に自動販売機を置いて手数料が毎月入ってくる。

など、本業のお金の流れとは違うものがあり、営業外収益営業外費用というところにまとめていきます。

結果として、本業の利益である営業利益に、本業の流れとは違う営業外収益営業外費用を足し引きすることで、『経常利益』という利益の指標が出てきます。

   営業利益 + 営業外収益 – 営業外費用 = 経常利益   

この『経常利益』という言葉も大切になってきますので覚えておいてください。

『経常利益』は通常、経常(けいつね)と言ったりしますが、これは【経営は常に利益を出す】という意味も含まれています。

最終的には、経常利益もプラスにしておかないと、本業の営業利益はプラスだったのに本業とは違う理由で赤字になってしまった、なんてことになりかねませんので、両方の利益ともプラスにしておかないといけません。

個人に置き換えて考えてみる

 

個人でもそうですよね。

何とかやりくりをしてせっかく3万円が残ったのに、友達のバイクを借りた際に壁にぶつけてしまい、修理代として10万円支払った、みたいなこともあり得ます。

これは仕方のない部分もありますが、そうならないように営業利益をプラスにしておく、経常利益もプラスにしておく、ということが非常に重要なのです。

是非このことをご認識ください。

このように、個人の生活に置き換えると、損益計算書とは非常に簡単なものになってきます。

損益計算書を見るポイント

 

損益計算書を見る大きなポイントは実はそれくらいです。

□売上のうち、粗利ってどれくらいなの?

販管費って毎月いくら必要なの?

例えば、ちょっと経費が掛かりすぎているのでは?と感覚的に感じることもあるかと思います。

売上総利益(粗利)に対してぎりぎりだな、みたいな。

その際には、経理の担当の方や税理士の顧問の先生に尋ねてみれば良いのです。

「この経費の詳細をちょっと詳しく出してくれない?」

気になる経費があれば、それをピンポイントで教えてもらい、確認する!

これがまさに【計数管理能力】です。

いちいち自分で全ての伝票を出して調べる必要はないのです。

そこも覚えていただければと思います。

個人で言われるところの、生活習慣病とか、健康診断を表しているのが損益計算書だと思っていただければと思います。

 

文:キャッシュフロー経営講座 認定講師 山口 真


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